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「健康プチダイエット」60秒健康情報
 
健康プチダイエット No.9

健康ダイエットに最適! もろみ酢を飲んでクエン酸を摂ろう

ダイエットや健康増進、疲労回復や、老化防止など、様々な効果があって、
今、注目を集めているのが「もろみ酢」ですが、その主成分がクエン酸。
クエン酸は体内で代謝を行う回路の中心物質で、体に必要不可欠な栄養素です。

クエン酸は、果物や梅干しにも含まれるさわやかな酸味なので、
普通のお酢に含まれる酢酸よりも飲みやすいんですよ。

体外に排出されやすい成分なので、一度にたくさんではなく、
こまめに、何度かにわけて摂取した方がより効果的です。

【詳細】   健康ダイエットに最適! もろみ酢を飲んでクエン酸を摂ろう

健康ブームまっただ中の今、黒酢やもろみ酢など、健康酢ブームが到来しています。
その中でも最近注目株のもろみ酢は、同じお酢でも主成分が、酢酸ではなく、クエン酸という成分なんです。クエン酸は果物などにも含まれていて、酢酸よりもさわやかな酸味なので、飲みやすく、料理の隠し味にもピッタリ!
また、クエン酸は、体に不可欠な栄養素でもあります。今回は、そんなクエン酸に注目してみたいと思います。

■ クエン酸ってどんな成分?

クエン酸とは、酸っぱいものに含まれている有機酸類の一種です。梅干しやレモンに含まれている酸味の正体がクエン酸です。有機酸とは、生物の生命活動において産出される酸のことで、もちろん人間の体の中でも作り出されています。この有機酸は食品の酸度(ph)を下げ、様々な微生物の増殖を抑える働きを持っています。クエン酸も、酸性に傾きがちな体を弱アルカリ性に保つ働きを持っています。古くからクエン酸が含まれている酸っぱい食品は、体に良いとされ、健康食として利用されていますよね。では、クエン酸は、体の中で実際にどのように働いているのでしょうか?

 
■ クエン酸の働き(クエン酸サイクル)
人の活動に必要なエネルギーの源となるもの。それは脂質やタンパク質、炭水化物や糖質などの栄養素です。体内に入った栄養分は「代謝」によってエネルギーに変換されます。「代謝」とは、さまざまな食品や栄養素が体に入った後、「ある物質」から「別の物質」へ、さらに「他の物質」へと次から次へと変化していくことにより生命を支えることです。
その変化の過程の中で重要なのが「代謝経路」。その経路を「TCA回路」と言います。クエン酸は、その回路の中心的な物質であるため、TCA回路はクエン酸サイクルと呼ばれています。
 
▼クエン酸サイクルについて
では、クエン酸サイクルについて、もう少し詳しく説明します。

このクエン酸サイクルを解明したのは、1953年にノーベル賞を受賞したイギリスの学者クレブス博士。クエン酸サイクルは8種類の酸から構成されています。「クエン酸」が、「アコニット酸」→「イソクエン酸」→「アルファケトグルタル酸」→「コハク酸」→「フマール酸」→「リンゴ酸」と次々に変化して「オキザロ酢酸」になります。そして「オキザロ酢酸」と「活性酢酸」が結合して再び「クエン酸」を作るという回路が成り立っています。

では、最後の段階で結合する「活性酢酸」とは?これもまた、クエン酸サイクルとは別のところで代謝が行われて生成されている成分です。

例えば、お米を食べて取り込まれた炭水化物は、肝臓や各消化器官でグルコースに変換されます。グルコースは血液に乗って運ばれグリコーゲンに変わり、肝臓などに蓄積されるのですが、そのときに使われなかった余分なグルコースは、それぞれの細胞に送られ、そこで代謝されてビルビン酸に変わります。そして、このビルビン酸が酸素を取り込むと、アセチルCoAという活性酢酸になるのです。

こうして、クエン酸サイクルとは別のところで、同じように摂取した栄養素が、活性酢酸という形に生まれ変わり、クエン酸サイクルの中に加わっていくのです。クエン酸サイクルを一巡する間に、活性酢酸は、完全に燃焼して、炭酸ガスと水に変わり、発汗や呼吸によって体外に排出され、その燃焼によってできた熱は、ATPというエネルギーを貯蔵する物質に変化します。このATPこそがエネルギーであり、代謝のときに、必要に応じて供給され、人間は日々活動することができるのです。

 
▼クエン酸サイクルが機能しないと…
では、このクエン酸サイクルがうまく機能しないと、どのような問題が起きるのでしょうか。

このサイクルが機能しないと、まず、エネルギーの元となる物質が体内をうまく流れることができなくなります。そして、燃焼されなかった燃えカスが、酸性物質となって体内に残ります。これが、疲労物質でもある乳酸。この乳酸が筋肉に蓄積すると、筋肉が緊張し、筋肉痛や肩こりなどの原因となっていきます。それがさらに進んで全身に広がっていくと、体が全体が酸性化して、全身が疲労を感じるようになってしまうのです。また、活性酢酸も、この流れに乗れないと、脂肪をどんどん合成していく結果となります。

つまり、このクエン酸サイクルがうまくいかなければ、筋肉痛や肩こり、疲労、体脂肪の増加など、体にとって悪いことがどんどん起こっていくのです。だからこそ、クエン酸を摂取することが非常に大切なわけですね。

 
■ クエン酸の効果
では、具体的にクエン酸を摂取することで得られる嬉しい効果はどんなものがあるのでしょうか。プチダイエット的効果を見てみましょう。
 
○ダイエット効果
肥満気味の人が疲れやすいのは、脂肪細胞でも乳酸がつくられ、血液中の乳酸値が高くなるから。乳酸が増えると身体が疲労を感じ、動くのがイヤになる…という悪循環におちいりがちです。クエン酸を摂取して、血液から乳酸を除いてあげると、疲労感もなくなるので体がすっきりと動くようになり、体を動かす気力や体力が生まれてきます。健康的に痩せるためには、まずは体を動かすこと。クエン酸を摂っているから何もしないでも痩せる…ということではなく、クエン酸で効率的な運動基盤を築くといったものです。クエン酸を摂るのは、準備運動のようなものだと理解しておいてくださいね。
 
○便秘の改善
クエン酸などの有機酸には腸を刺激する作用があります。クエン酸を飲むと腸が刺激され、その働きが活発になって炭酸ガスを発生させます。この炭酸ガスが腸というパイプに圧力をかけ、排便を促してくれます。便秘が解消されると、自然と体重も落ちますし、お腹周りの皮下脂肪もすっきりします。何と言っても宿便をスッキリさせたい人にはオススメですよ。

他にも、血液をサラサラにしたり、鉄やマグネシウムなどの体外に排出されやすいミネラルを吸収しやすい形に変えるキレート作用や、腎機能の改善、美白効果や高血圧の予防など、様々な効果があります。

 
■ クエン酸を多く含む食品
クエン酸は、もろみ酢の他にも、果物などの酸っぱいものに多く含まれています。以下、例を挙げておくので、参考にしてみてください。


・柑橘系の果物(レモン、グレープフルーツ、ミカンなど)
・リンゴ
・プラム
・桃
・イチゴ
・バナナ
・梅干し など

クエン酸は、熱に弱く水にも溶けやすいので、調理せず、生のまま摂取するのがいちばんです。また、体の外に排出されやすい成分でもあるので、1度にたくさん摂取してもあまり効果はありません。回数を分けて、料理に加えるなどして摂取する方がより効果的です。もろみ酢をそのまま飲む場合は、少し酸味が強いかもしれません。そんな時は、水や炭酸水、焼酎などで飲みやすくなるまで薄めれば、おいしく飲むことができますよ。

また、もろみ酢をそのまま飲むのはちょっと…という方は、朝食時に、柑橘系のフレッシュジュースを飲むと、便秘の解消にはより効果があるでしょう。便秘でお悩みの方はぜひぜひ試してみてくださいね。

 
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