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健康プチダイエット No.11

食事制限だけでは減らせない! 体脂肪1 皮下脂肪のこと

たいていの体脂肪率計で測定できる脂肪は皮下脂肪のこと。
つまり、体脂肪率=皮下脂肪ということになります。
 ※体脂肪率計では内臓脂肪は測定できないので注意!

皮下脂肪は、皮膚のすぐ下について、増えにくく減りやすいもの。
内臓脂肪は、内臓のある体腔内につき、増えやすく減りにくいもの。

皮下脂肪は、食事制限では減らすことができず、むしろ逆効果。
食事制限だけでは、筋肉だけが減って脂肪が残り代謝を悪くしてしまう!
皮下脂肪を減らしたい場合は、運動して筋肉を付けることが一番です。

【詳細】  食事制限だけでは減らせない! ■ 体脂肪1 皮下脂肪のこと
みんなが気になる体脂肪。そんな中でもプチダイエッターにとって、とても気になるのが皮下脂肪ではないでしょうか?二の腕や太もも、お腹のプルプルした皮下脂肪、どうにかならないものかと…。そしてもちろん体脂肪率というのも気になりますよね。

そんな体脂肪について、シリーズでお届けします。今回は見た目に気になる皮下脂肪から!

■ 皮下脂肪の特徴

体脂肪には貯蔵脂肪と血中脂肪があります。血中脂肪とは血液中のコレステロールや中性脂肪の量を指し、これも非常に重要ですが、普段気になるのは貯蔵脂肪の方でしょう。貯蔵脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。今回はこの貯蔵脂肪だけにスポットを当ててみましょう。

脂肪のほとんどは、皮膚のすぐ下に蓄えられます。二の腕なんてわかりやすいですよね。それが皮下脂肪。女性の方がつきやすいのも特徴です。もうひとつの代表格である内臓脂肪は、肺や肝臓、腸などのある体腔内に蓄えられています。

脂肪はもともと、エネルギーを体内に蓄積しておくために存在しています。しかし消費エネルギーが少なく、摂取エネルギーが多いと、脂肪は蓄積されていく一方。これが皮下脂肪や内臓脂肪として溜まっていくんですね。

皮下脂肪の最大の特徴は「脂肪細胞の数自体が増える」ということです。内臓脂肪は脂肪細胞自体が太るのですが、体脂肪は脂肪細胞が増えるため、内臓脂肪に比べてつきにくいし減りやすい脂肪なんです。逆に内臓脂肪はつきやすく減りにくい、という厄介なものです。

 
■ 体脂肪率計って?
最近売り出されている体重計には、ほとんどと言っていいほど、体脂肪率計が付いていますよね。実は体脂肪率計には大きな欠点がひとつあるのです。それは、体脂肪率計では、内臓脂肪までは測定できないという点です。

体脂肪率計の測定法は、水分が電流を通すという特徴を利用し、体重から体内の水分を引いた部分のパーセンテージを出すという方法(インピーダンス法)が用いられています。しかし、実はその電流が流れている部分は、体の表層の部分だけなのです。ですから、その測定値は皮下脂肪だけに限られ、内臓脂肪は測定されません。最近は内臓脂肪までも測定できる体重計も登場しているので、体脂肪率は高くなくても、お腹がぽっこりしている人は、内臓脂肪を測定してみた方がいいですよ!

また、この測定方法は体内の水分量に関係してくるので、測定する時間によって1日に数%の誤差が生じます。特に起床後、食後、運動後、入浴後の3時間くらいは正確に測定することができないため、正しく体脂肪を計りたい場合は避けた方が良いでしょう。もちろん水分をたくさん摂った後も誤差が生じます。電極版や足の裏が汚れていたりしても正しく測定されませんのでご注意を。ダイエットなどで毎日の体脂肪を記録したい人は、毎日決まった時間に計るようにすると良いでしょう。市販されている体脂肪率計は少し多めに計られます。何%かということよりも、日々の減少を目標にするといいと思いますよ。

 
■ 皮下脂肪を減らすには?

一般的に、体脂肪率の数値目安は以下のようになっています。つまりは、これが皮下脂肪の量だとも言えます。

 適正    男性 15〜19%  女性 20〜25%
 軽度肥満  男性 20%以上  女性(15歳以上)30%以上
 中度肥満  男性 25%以上  女性(15歳以上)35%以上
 重度肥満  男性 30%以上  女性(15歳以上)40%以上

外見上は痩せているように見えても、体脂肪率が高い人は、皮下脂肪がたっぷりで健康上もよくありません。肥満解消のためにもダイエットが必要です。(逆に見た目や体重は多めだと思っていても、体脂肪率が高くなければ健康上、問題はありません)。

さて、ここで注意しなければならないのは、皮下脂肪を減らすのは、食事制限だけでは不可能だという点です。もともと痩せている人は、2〜3kg痩せれば外見上もかなり変わりますから、短期間の食事制限でダイエットしようとすると大間違い。さらなる悲劇を招くことになるのです。

食事制限のみで痩せると、筋肉が落ち、脂肪だけがそのまま残ってしまいます。誤ったダイエット法によって、若い女性に増えているのが、このタイプの肥満。筋肉のつきやすい女性は特に「運動するとすぐに筋肉がついてしまう」と、運動によるダイエットを避けてしまいがちですが、それは誤りで、よっぽど特別なトレーニングをしない限り、筋肉ムキムキな体になることはありません。筋肉がついてしまうことよりも、筋肉がつくことで、基礎代謝量が増え、消費するエネルギーが増えることの方が重要なのです。

基礎代謝とは、人間が生命を維持するために、最低限必要なエネルギーの消費のこと。同じ量を食べていても、筋肉がついている体の人の方がエネルギーの消費量は当然多くなります。

ですから、食事制限で痩せて、脂肪だけが残り、消費するエネルギー量も減るという悪循環に陥る前に、カロリーを摂取して、エネルギーを減らす運動をしながら、筋肉をつけていくことを考えましょう。

もうひとつの内臓脂肪については、また次回に詳しく取り上げますね。

 
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