今まで名前も聞いたことがなかったのに、去年あたりから突然大ブームが巻き起こっているサプリメントがコエンザイムQ10(CoQ10)です。主に若返りに効果があるとされていますが、最近また別の効果があることが発見されました。
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太田綜合病院睡眠センター(福島県郡山市)の高崎雄司センター長と早稲田大学空間科学研究所の小野隆彦客員教授、千葉工業大学の矢野博夫教授らとバイオ薬品(東京・千代田、渡邉力夫代表取締役)は、コエンザイムQ10(CoQ10)の摂取が、いびき音を改善することを音響工学的手法により確認した。(2005年09月13日nikkeibp.jp)
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いびきは、本人は気づいていなくても、一緒に寝ているご家族や周囲の人は結構迷惑なものですよね。
それに自覚症状はなくても、いびきをかく人はカラダに大きな負担をかけています。
そんないびきの原因と言われるのが、以下の7つです。
・口を開けて寝る。
・心身の疲労やストレス。
・老化による筋弛緩。
・飲酒、精神安定剤などによる筋弛緩。
・鼻腔や咽喉、咽頭の気管異常。(扁桃腺肥大、小顎下症、鼻中隔湾曲症など)
・肥満。(軟口蓋や咽頭壁に脂肪がつき、咽頭が肥大し上気道を狭くする)
・その他内科的トラブルなど病気の場合。
睡眠中大半の人は、アゴの筋肉が弛緩するので気道が狭くなります。気道が狭くなれば、当然呼吸はしにくくなりますよね。でも、口を閉じて寝ているならば、そこまで問題はありません。しかし、上記のような色々な原因によって口が開いてしまうと、口の中の圧力が上がり舌の根元が下がったりするので、ますます気道は狭くなります。
しかし狭くなった軌道に合わせた空気を通すだけでは、カラダに必要な酸素を確保することができません。そして酸素を確保するために、狭い気道に無理矢理空気を通すと、呼吸抵抗が増え粘膜が摩擦や振動するために、いびきの音がするようになります。
その状態続けば、睡眠中は無呼吸の状態となり体内の酸素が不足するので、脳や循環器、呼吸器の機能障害につながることにもなりかねません。少し前に「睡眠時無呼吸症候群」というのが話題になっていました。いびきをよくかく人は、慢性的な睡眠不足のため、事故なども起こしやすいのです。
いびきはカラダに悪影響を与えているということを踏まえて、元の話に戻しましょう。確か今話題のコエンザイムQ10には、そんないびきの音を改善することがわかったんでしたよね。
コエンザイムQ10は、エネルギーを生産するために欠かせない補酵素です。コエンザイムQ10は臓器や筋肉を動かすための重要な役割を担っているのです。その役割とコエンザイムQ10を摂った人に、いびき音の改善が見られたという2つのことから、いびきの激しい人がコエンザイムQ10を摂れば、喉やアゴの筋肉の機能が高まり気道を広げることができるようになるのではないかと推定されています。
実際に、気道が広くなれば音は小さくなります。
コエンザイムQ10にしても、このメカニズムにしても、まだまだ明らかになっていないことが多いので、今後も研究が進められていくことと思います。
いびきは自分で意識したり調節したりできるものではありません。だからこそ、これらの仕組みが明らかになり、簡単にいびき音が改善できるようになれば、健康のためにも、ご家族にとっても喜ばしいことになるかと思います。今後の研究結果に期待していきましょう。 |