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「外食が多い人」のための60秒健康情報
 
外食が多い人 No.11

疲労回復に効果があるけど、太りやすい 炭水化物

疲労が起こる一番多い原因はエネルギー代謝の異常。

この場合は、効率よく良質なエネルギーに変わりやすい炭水化物を摂ると、
すばやく疲労を回復することができます。
しかし、炭水化物は高カロリーで、肥満の原因にもなりえます。

睡眠前に炭水化物を摂ると、翌朝にはスッキリ疲労回復できます。
しかし、太りやすいというデメリットもあります。
自分の健康状態や状況に合わせて適切な栄養素を選べるといいですね。

【詳細】   疲労回復に効果があるけど、太りやすい ■ 炭水化物
外食が続いていて、栄養がきちんと摂れてない上に疲労を感じているみなさん。もっとも早く疲労を回復させる栄養素が実はあるんです。ただし、それには少しのリスクが…。今回は、そんな疲労を回復させる栄養素、炭水化物に注目してみたいと思います。
 
■ 疲労が溜まるメカニズム
 
疲労と一言で言っても、その原因はいくつかのものが挙げられます。病気以外であれば、だいたい大きく3つに分けることができるのですが、体内ではどのようなことが起こって、疲労を感じるようになるのでしょうか。
 
○乳酸の蓄積

乳酸とは、エネルギーが燃焼する際に燃えカスとして体内に残る疲労物質の一種。通常発生した乳酸は全身を循環し、肝臓で再度グリコーゲンに合成され、残りは水と二酸化炭素に分解されるわけですが、一部は筋肉中に残ります。スポーツ選手などは、特にこの乳酸が筋肉中に溜まりやすくなっています。激しい運動をした後など、エネルギーの代謝が追いつかない場合や、代謝のバランスが崩れたときには、乳酸が大量に発生するため、筋肉に溜まる乳酸の量も当然増える結果となり、疲労を感じやすくなります。

これが、第一の、疲労の原因です。

 
○ストレス

これは、精神的なものなので、身体の疲労とは関係のないように思われるかもしれませんが、実は、肉体とも深いかかわりがあります。ストレスがたまることによって、本来はエネルギー代謝や乳酸の処理に利用されるビタミンなどの栄養素が、ストレスを取り除くために使われることになります。その結果、本来疲労回復のために使われるべき栄養素が足りなくなって、疲労を感じるようになります。

これが、疲労の2つ目の原因です。

 
○エネルギー代謝の異常

これがいちばん、多くの人に当てはまるのではないでしょうか。そもそも、必要な栄養素を摂取できていなかったり、さまざまな理由により、摂取した栄養素、特に炭水化物や脂肪などを効率よくエネルギーとして利用できないと、疲労感や脱力感を感じるようになります。体内のクエン酸サイクル(プチダイエットコラム第9号参照)がうまく機能しなくなると、乳酸が発生し、身体が疲労を感じるようになるのです。

これが、疲労を引き起こす3つ目の原因です。

 
■ 疲労回復には炭水化物を!
 
炭水化物(糖質)は、消化吸収がよいため、疲労回復に効果があります。体内に取り込まれた炭水化物は、消化酵素によって、単糖類へ分解された後に、小腸から吸収されます。吸収された単糖類は、血液と一緒に肝臓や筋肉の内部へ取り込まれ、グリコーゲンとして蓄えられたり、アミノ酸を合成したりしながら、脳をはじめとした全身へ運ばれていきます。逆に言うと、身体を動かしたり、脳の思考力の源となるエネルギーは、炭水化物、つまり糖質だけなんです。炭水化物を摂ることによって、身体や脳はエネルギーを得て、活発に活動することができるようになるのです。
だからこそ、炭水化物は欠かせない存在であり、どんなにダイエットをしていても、少しは摂取しなければならないものです。

具体的に、炭水化物が多く含まれているものは、主食となりやすいごはんやパン、パスタ、うどん、餅、イモ類、豆類などです。また、砂糖はすばやく体内でブドウ糖を作ってくれるので、疲れて帰った後にも、炭水化物の夜食を食べながら、砂糖入りのコーヒーや紅茶を飲むと、疲労回復に効果を発揮してくれます。

また、睡眠中は、エネルギーの代謝量も少ないため、炭水化物を摂った後に寝ると、その間に疲労は改善され、翌朝スッキリと目覚めることができます。

しかし、ここには大きな落とし穴が…。いったいどんな問題があるのでしょうか?

 
■ 炭水化物は高カロリー

本来、炭水化物は、睡眠前3時間くらいまでに摂っておかなければならないものです。それは、主食になりうるものが多く、カロリーが高いため、睡眠中にエネルギーとして代謝されなければ、そのまま体内に蓄積され、肥満の原因となってしまうからなのです。

このように、炭水化物は、両刃の剣です。疲れて家に帰ったとき、あなたは、炭水化物や糖質を摂って、翌朝スッキリと目覚めることを選びますか?それとも、肥満を恐れて、翌朝まで疲労を持ち越しますか?

これは、一概にどちらがよいとはいえないものですし、基本的には、寝る前に炭水化物や糖質を摂るのはオススメはできません。しかし、どうしても疲労が溜まっていて、すばやく回復したいときには、睡眠前に炭水化物や糖質を摂って、翌朝スッキリと目覚めることを選んでもよいのではないでしょうか?何事もその時の自分の体調や状況に合わせて、ケースバイケースで摂るべき栄養素を選べるようになれればいいですね。

 
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