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外食が多い人 No.16

牛丼にはショウガを! ■ 生モノと一緒にショウガを摂ろう

カラダに良いとは聞くけれど、栄養面の話はあまり聞かないショウガ。
確かにショウガに栄養面で強調できる特徴はありませんが、
独特の辛味と200種類以上の香り成分に薬効があります。

ショウガの主な効果といえば、健胃、解毒、消臭、保温、消炎など。

牛丼と一緒にショウガを食べることで、牛肉のニオイも減りますし、
そこにあるタマネギはビタミンB1の吸収を助けてくれます。
食欲がないときも、とりあえずは食欲を増進させてくれる上に、
ショウガの健胃作用が消化を助けるので、胃にもたれることもありません。

牛丼と紅ショウガは、単なる味を変えるための薬味ではなかったのです。

【詳細】   牛丼にはショウガを! ■ 生モノと一緒にショウガを摂ろう
今までのコラムでも、冷え性や殺菌効果などがあることで何度か登場しているショウガ。考えてみるとショウガって、寿司屋や牛丼屋、お好み焼き屋などいろいろなお店でテーブルの上で調味料と一緒に置かれていますよね。もちろん薬味として料理に添えてあったり味付けとして使われてもいます。また、日本のほかの薬味とは違った用途として、ジンジャーエールやジンジャークッキーなど、ドリンクやお菓子にも使用されています。そんなショウガの種類や薬効、効果的な食べ方について今回はご紹介していきます。
 
■ ショウガとは…

ショウガとは、みなさんもご存知のようにニンニクなどと同様に主に薬味として使われるものです。元々は東南アジア原産で、中国では昔から漢方薬として用いられてきました。ちなみに漢方で使われる場合は乾姜(カンキョウ)と呼ばれます。

ショウガには主に3つの種類に分けられ、それぞれに違った特徴や使い方があります。

・根ショウガ
根ショウガとは、その名の通りショウガの根の部分を指します。これは老成(ヒネ)ショウガと新ショウガという2種類に分けることができます。
老成ショウガは、新ショウガの種にもなり、貯蔵して翌年に出回ったりするもので、固い繊維質で辛味が強く、魚の生臭さを取るのに適しています。
一方の新ショウガは、老成ショウガの上の部分にできた新しい根の部分です。軟らかく辛味も強くないので食べやすいので、そのまま食べたり、ガリのような甘酢漬けなどに使われる部分です。

・葉ショウガ
新ショウガが育ち始めて2〜3cmになったときに、葉をつけたまま出荷されるショウガのことです。新ショウガは半年くらいで収穫されるのに対し、3ヶ月くらいで収穫するのが葉ショウガです。葉ショウガは成長しきる前に取り入れるので、柔らかく食べやすいショウガです。関東地方では谷中ショウガと言われ、生食やみそと一緒に食べたり、甘酢漬けとしてよく消費されています。

・矢ショウガ
別名を軟化ショウガ、筆ショウガとも呼ばれるもので、葉ショウガよりも早く採り入れ、太陽の光を当てずに育て、出荷直前に陽をあて茎に赤みをつけます。
刺身のツマや漬物に利用されています。甘酢などに漬けて、香りを楽しみます。焼き魚にそえて食べてもOKです。

 
■ ショウガとは…

ショウガがカラダに良いということは、みなさんもご存じかと思います。でも、ショウガは栄養たっぷり!などという話はそういえば聞いたことがないですよね。栄養はないのに、カラダには良いってなんだか矛盾している気がしますが、一体どういうことなのでしょうか。

ショウガには、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB群、ビタミンCなども含まれてはいますが、栄養素の面で「ココがスゴイ!」と言えるものはありません。しかし、ショウガ独特の香りと辛味に強い薬効があるのです。

注目すべきは、辛味成分であるジンゲロールとショウガオール。この2つには殺菌、消臭、食欲増進、消化促進、発汗などの作用があります。ショウガオールには中華料理などの油に入れれば香りを出しながら、油の酸化を防いでくれます。そしてジンゲロールには抜群の保温効果があります。血管を拡張し血液の流れをよくしてくれるため、冷え性の人にはオススメの成分です。ショウガを摂取した後、3〜4時間も保温作用が持続するのはこのジンゲロールのおかげです。ほかにも、ジンゲロールは、神経伝達物質であるセロトニンの伝達経路を遮断するため、三半規管を安定させたり、風邪などによる関節の痛みも感じにくくしてくれます。

もう一つ、強い薬効を期待できるのがショウガの香り成分です。ショウガには200種類以上の香り成分が含まれていて、それらには健胃、解毒、消臭、保温、消炎などの作用があります。

栄養に特徴はなくても、それ以外の部分にカラダにいい要素がたくさんあるんですね。

 
■ ショウガの摂り方

ショウガはやはり、生ショウガを摂るのがオススメです。効果を発揮するためには、だいたい1日10g程度の生ショウガを摂ればよいのですが、空気にふれると酸化しやすいのが難点です。生のショウガをおろした場合はできるだけ早く食べるようにしましょう。無理な場合は、おろしたショウガをビニールのパックなどに平たくして入れて、冷凍庫で保存しておけば1ヶ月くらいは保存することが可能です。食べるときは、必要な量だけ取り出して使いましょう。しかし生のショウガ以外は、酸化などによって辛味や効果が減ってしまいます。加工品で生ショウガ10gと同じ効果を期待するのであれば、チューブの練りショウガや紅ショウガなら1日20g、ガリなら40gくらいを摂らなければなりません。

以下に、外食が多い人でも役に立つショウガの効果を発揮できる食べ方を書いておきますので、参考にしてみてくださいね。

○生モノと一緒に

お寿司やお刺身などと一緒に食べると効果的です。生臭さも消えますし、ショウガの殺菌作用で気になる食中毒も予防することができます。


○タマネギと一緒に

牛丼などは栄養面で疑問は残りますが、牛肉とショウガとタマネギの組み合わせは、実は理にかなっているのです。タマネギはビタミンB1の吸収を助けるので、ショウガの中に含まれているビタミンも効果的に摂取することができます。食欲がなくても、ショウガの食欲増進効果でしっかり食べることができます。また、ショウガには健胃作用があり、消化も促進させてくれるため。胃はもたれにくくなります。牛丼とショウガの組み合わせは、味の問題だけではなかったんですね。


○ショウガ紅茶

外食の多いみなさんは、自宅で生のショウガをおろして料理に使うのは難しいかと思います。そこでオススメなのはショウガ紅茶。紅茶1杯につき、3分の1かけほどのショウガをすりおろして、残った繊維や搾り汁と一緒に紅茶に入れて飲みます。辛味が気になる人は、ハチミツやレモン、牛乳なども一緒に入れるとよいでしょう。イギリスでは、よくこのショウガ紅茶が飲まれているそうです。これから暑くなるので、熱い紅茶はちょっと…という場合は、アイスティーに入れても問題ありません。ショウガのカラダを温める作用は、冷やして飲んでも変わらないので、季節に合わせて飲みやすい方法で飲んでみてください。

 
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