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外食が多い人 No.31

検査をしても異常がない?! ■ 機能性胃腸症という病気

日本人の4人に1人は慢性的に胃腸の痛みや不調を感じていると言われる現代。
しかし、慢性的な胃腸の不調を訴える患者の半数は、
胃炎や潰瘍、ガンなどの目に見えるような異常はなかったそうです。
一体どういうことなのでしょうか。

このように実際に胃腸に不快感や異常を感じているにも関わらず、
色々な検査をしても異常が見つからない「機能性胃腸症」という病気が近年増えています。
特に先進国に多く見られる症状です。

原因はどうやら、胃腸と脳の関わりが大変深く、他の器官に比べて
精神的ダメージや心理的変化の影響を受けやすいことにあるようです。

胃腸に限らず、ストレスの溜まりにくい生活や、規則正しい生活を送ることは
やはり重要だということです。

【詳細】   検査をしても異常がない?! ■ 機能性胃腸症という病気

みなさんは普段の生活の中で胃腸の痛みや不調を感じることはありませんか?食事、お酒、ストレスなど胃が痛くなるような心当たりは誰もがあるかと思います。
 でも日々胃の不調を感じているのに、病院で検査を受けると「異常なし」と言われる人が非常に多いそうです。
 今回はその「症状があるのに異常が見られない」という病気「機能性胃腸症」について取り上げてみたいと思います。

 
■ 機能性胃腸症って?

一説によれば日本人の4人に1人は慢性的に胃の痛みや不調を感じていると言われる現代。
 しかしあるデータによれば、慢性的な胃の不調を訴える患者の半数からは、胃炎や胃潰瘍、ガンなどの異常(器質的疾患)は見られなかったそうです。
 「胃が不調な理由が知りたい」とか、「改善したい」と思って病院へ行った結果、「異常なし!」なんて言われてしまうと「じゃあ、この不調は何?」と思ったり「見えない病気が進んでいるの…?」などと不安にもなってしまいますよね…。
 でも決してそういうわけではありません。

このような「病的な状態が存在しないかはっきりしない、または存在したとしても臨床状態を説明するに足る所見が見られない状態」を「機能性胃腸症」といいます。
 器質的な異常が見られなくても実際に機能が低下しているのならば、なんらかの諸症状があらわれてもおかしくはないので、こういった病名がつけられました。
 実際に、機能性胃腸症と思われる患者に胃腸の働きを整える薬を処方したら、半数以上の人は症状が改善されたそうです。

これだけでは、あまり意味もわからないし、どうすればいいのかもわからないですよね。では次に機能性胃腸症の原因を探ってみたいと思います。

 
■ 機能性胃腸症の原因

突然ですが、みなさんは胃腸と脳に深い関係があることを知っていますか?知らなかったという人もよーく考えてみてください。生きるために必要不可欠な食を実際にコントロールしているのは胃腸ですよね。それゆえ胃腸は第2の脳と言われるくらい、脳との関わりが深いのです。

実際、脳の中枢神経系と腸管の神経は自律神経を介してつながっています。そのため、胃腸は他の器官に比べても精神的ダメージや心理的変化の影響を受けやすいとも言われています。ストレスによって胃潰瘍や十二指腸潰瘍ができやすいのもこのメカニズムが原因です。
 そして機能性胃腸症は最近の病気ではありますが、これも同じくストレスが原因ではないかと言われています。機能性胃腸症の患者が先進国に多いのもそう言われる理由の一つでしょう。

では、症状もないし原因がストレスである機能性胃腸症を改善する方法はあるのでしょうか。

 
■ 機能性胃腸症の対策

先ほども述べましたが、胃腸は他の器官に比べても非常にナーバスな臓器です。機能性胃腸症を改善するためには、日ごろからストレスを溜めない生活を送ることは非常に大切になってきます。そのほかにも、


・胃が休めるように空腹の時間を設ける
・早食いやドカ食いをしない
・食事を抜かず、1日3食をよくかんでゆっくり食べる
・脂っこいものや甘いものなど、胃にもたれそうなものは避ける
・お酒を飲まない
・タバコを吸わない

など、胃に直接関係のありそうな対策も重要です。

もちろん症状や原因に個人差はあります。検査で異常がなくても、自分が不調を感じているなら、単なる思い過ごしと思わずに、きちんと医師に相談しましょう。そして、胃腸のためだけではなく、健康やその他あらゆることのためにも当たり前のことですが、ストレスを溜めず、規則正しい生活を送るようにしましょう。

 
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