あんこうのシーズンは水温が下がる11月〜3月頃。冬の味覚と言えばこのあんこうを思い出す人も多いのではないでしょうか。
あんこうは深海魚なので、口が大きくて頭は平べったくて、表面もヌメヌメとしているので見た目はとてもグロテスクです。また、あんこう漁というものはないため、冬場浅瀬に近づいてきたあんこうが、たまたま底引き網にひっかかってとれた時に、捨てる魚として漁師が食べていたそうです。
ところがいつの間にか、見た目のイメージとは違う淡白で上品な味が知られるよになり「東のあんこう、西のふぐ」と言われるほどの高級魚になってしまいました。
あんこうの一番の特徴は、ほとんどの部分が食べられるという点です。あんこうは肝、とも(胸びれと尾びれ)、ぬの(卵巣)、柳肉(身肉、頬肉)、水袋(胃)、えら、皮の7つの部位に分けることができるので、これらはあんこうの7つ道具と呼ばれています。
中でも肝は、「海のフォアグラ」と呼ばれる非常に美味な部位です。お酒にもよく合いますし、レバーなど肝が苦手でも、あん肝なら食べれるという人もいるのではないでしょうか。
そんなあんこうは白身の深海魚で、高タンパク低カロリーなので、理想的なお酒のおつまみにもなります。また全重量の8割は水分なので、脂肪も少なくなっています。
では次に、あんこうを栄養の視点から見てみましょう。 |