しょうゆは、食材ではなくあくまでも調味料ですが、用途はかなり広く様々なシーンで使われています。それはただおいしいからというだけでなく、科学的な根拠がちゃんとあります。では、その根拠や効果を見ていくことにしましょう。
・加熱効果
しょうゆを加熱すると、しょうゆに含まれるアミノ酸と、みりんや砂糖などの糖分が反応し、メラノイジンという芳香物質ができます。また、この加熱による反応は美しい照りを出す働きを持っています。照り焼きなどは、この効果が存分に使われていますね。
・消臭効果
お刺身やお寿しにしょうゆをつけるのは、味が合うのはもちろん、臭みを消すという効果があるからです。これもしょうゆに含まれるアミノ酸によるものです。
生ものに限らず、しょうゆを使うことで肉や魚の生臭さを消すことができます。
・味を引き立てる効果
おしるこの仕上げに塩を一つまみ入れますよね。それは、塩を入れることでメインの甘みがより引き立てられるからです。しょうゆも甘い料理に少し加えることで、その甘みをより引き立てることができます。
・塩辛さを抑える効果
しょうゆの原料には塩が含まれていますが、なぜか塩辛いものにしょうゆを数滴たらすと、塩辛さを抑えることができますよね。これは、しょうゆに含まれる有機酸が塩分を和らげるからといわれています。
・殺菌効果
しょうゆに含まれる塩分やアルコール、有機酸は、大腸菌などの菌類を死滅させたり増殖を防ぎます。佃煮などにしょうゆが使われているのは、この効果で保存期間を延ばす意味もあります。
・免疫機能の向上効果
しょうゆに含まれる多糖類の総称して、しょうゆ多糖類には、抗アレルギー効果と免疫機能の強化による体質改善効果があります。
1日大さじ4杯程度のしょうゆを摂った人は、スギ花粉によるアレルギー症状が緩和されたというデータもあるそうです。
他にももちろん、大豆の効果なども期待できますよ。では、しょうゆを摂る上での注意点を見ていくことにしましょう。 |