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「お酒をよく飲む人」のための60秒健康情報
 
お酒をよく飲む人 No.3

いちばん身近なお酒 ビール

ビールは、体に良いとされている大麦が原料のため、ビタミンB群や、必須アミノ酸、ミネラル、食物繊維など多様な栄養素をバランス良く含んでいる、実は健康的な飲料なんです。

「ビールを飲むと太る」というのは実は嘘で、実際に太る原因は、おつまみです。
おつまみに高カロリーなものをやめて、枝豆や大豆系食品にすれば大丈夫!

また、最近の調査では、毎日適量のビールはドロドロ血を防ぐと言われています。
飲みすぎず、適量を飲むようにしてみれば、健康も維持できて、一石二鳥ですね。

【詳細】 いちばん身近なお酒 ビール
■ ビールには、どんな栄養分が含まれているの?
ビールの主な原料とはたらきは、以下の通りとなっています。
 
○大麦
二条大麦という種類のものがよく使われる。この大麦を発芽させ、酵素が活性化したところで、初めてビールの原料となる。この発芽大麦は「麦芽(モルト)」と呼ばれ、麦芽になることで、
ビタミンが増加し、たくさんの酵素がはたらく。
 
○ホップ
古代から、薬用植物としても使用されていて、抗菌、鎮静、健胃、利尿効果などがあると言われる。このホップは、ビール独特の苦味や香りを与え、殺菌の繁殖を抑えて、泡立ちや泡持ちをよくしたり、過剰なタンパク質を沈殿、分離させ、ビールを澄んだものにするはたらきがある。
 
○酵母
麦芽を粉砕して湯を加えて糖化させ、ホップを加えて苦味をつけた後、発酵させるのに必要なのが酵母。麦汁中の糖分が酵母によって分解され、発酵することによって炭酸ガスが発生する。ビール酵母には、乳酸菌が腸内で繁殖するのを助けたり、余分なカロリーの吸収を抑えるはたらきがある。また、ビール酵母のタンパク質は、必須アミノ酸をバランスよく含んでいる。
ビタミンB群を含んだ酵母は、頭や体の働きを活発にし、ミネラルを含んだ酵母は、高血圧を予防するはたらきがある。最近では、ビール酵母が注目され、ビール酵母ダイエットが流行している。
 
○副原料
ビールの味を引き立てるために加えるもので、代表的なものとして、コーンスターチや米などがある。日本の酒税法では、麦芽の50%未満と決められている。それを上回った場合は、発泡酒という扱いになる。
 
■ ビールを飲むと太るってホント?

「ビール腹」ということばがあるように、ビールを飲みすぎると太る、と思っている人は結構多いのではないかと思います。しかし、結論から言うと、太る原因はビールそのものではないんです。

ビールのカロリーは大瓶1本(633ml)で、230〜250kcalと言われています。これは、ごはん1杯分とほぼ同じくらいで、決して高いカロリーではありません。しかも、このカロリーの60%以上はアルコールによるものです。このカロリーはエンプティカロリーとも呼ばれ、体内に入ったアルコールの一部は、汗や尿、呼気としてそのまま排出されたり、血液の流れの促進や、体熱の上昇などに消費されたり、エネルギー源として利用されます。ですから、同じくらいのカロリーを持つ、炭水化物のごはんと比較してみると、体内に蓄えられる量は、ビールの方がむしろ少ないのです。しかも、ビールは脂肪を分解する働きを持つビタミンB群が多く含まれています。

では、なぜビールを飲むと太ると誤解されているのでしょうか。

実際にビールをよく飲んでいると太るのは、おつまみが原因だと言われています。ビールの持つ苦味成分や、炭酸などによって、食欲が増進したり、ビールに合う食べ物が、焼肉や唐揚げ、フライドポテトやソーセージなど、脂分の多い高カロリーのものだからなんです。

このような高カロリーの食べ物をたくさん食べていれば、太るのも当然ですよね。逆に言えば、低カロリーなものをビールのおつまみとして食べていれば、ビールで太る心配はありません。

 
■ ビールに合う、低カロリーのオススメのおつまみってありますか?
空きっ腹に飲むと酔いやすいと言われるように、アルコールは空腹だと胃に吸収されやすいので、基本的にはお腹に何かを入れてから飲んだ方がいいです。

ビールと枝豆というのは、定番の組み合わせですが、それには根拠があります。枝豆は、タンパク質、脂質、ビタミンB1、B2、C、リン、カルシウムなどの豊富な栄養素を含んでおり、特にビタミンCは、ミカンと同じくらい豊富に含まれています。

ですから、ビールのおつまみに枝豆というのは、味覚の面だけでなく、偏りがちな栄養を補う意味でも、相性は抜群!!枝豆と同じ大豆から作られる、豆腐や納豆料理などもおつまみにはオススメです。

 
■ ビールの適量って?
一日のアルコールの適量は、日本人はビールなら大びん1〜2本と言われています。但しこれは、お酒に強いタイプの男性の適量です。女性は、男性の約半分と言われていますが、この理由は体格差だけではなく、女性ホルモンがアルコール分解作用を抑制する働きをするからだと考えられています。

もちろん、個人差や、その日の体調もあるので、一概には言えませんが、適量を超えると酔いがまわったり、吐き気や頭痛などの症状を引き起こし、ひどい場合は、翌日まで残る二日酔いになってしまいます。さらに過度の摂取により、肝臓がやられてしまう場合もあります。

週に2回くらいは、アルコールを摂らない日をつくって、それ以外の日には1日1〜2本くらいのアルコールなら、健康にもプラスの効果を発揮しますよ。

 
■ 酒は百薬の長

昔から、酒は百薬の長と呼ばれてきたように、最近の調査では、全くお酒を飲まない人よりも、適量を飲酒している人の方が血液もサラサラで、死亡率が低いということがわかってきました。

しかし、毎日大量飲酒したり、アルコール依存症患者の人の死亡率は極端に高くなっており、これをグラフ化すると、アルファベットのJに形が似ていることから、この適量飲酒の効果は
「Jカーブ効果」と呼ばれています。

お酒は適量であれば、健康にとってプラスなこともたくさんあります。お酒が好きな方は、体に害のないよう、飲む量や飲み方に注意しながら、お酒を健康的に楽しんで飲んでくださいね。

 
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