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お酒をよく飲む人 No.40

自殺率が高まる? ■ お酒と自殺率の関係

日本の死因の6位に入るのが、自殺。
また20〜30代の死因の第一位でもあるそうです。

そして、お酒をたくさん飲む人はと自殺リスクが高まるという研究結果が
最近発表されました。
そのニュースによると、適量飲む人の自殺率がもっとも低く、
全く飲まない人とたくさん飲む人の自殺率は、その2.3倍になるそうです。

お酒にはストレス解消の要素もありますから、
上手に利用して、心身ともに健康な生活を送りたいものですね。

【詳細】   自殺率が高まる? ■ お酒と自殺率の関係
人間の死因には心臓疾患や、脳の疾患、ガンなど、いろいろなものがあります。
 では、20代、30代の死因でいちばん多いものは、何でしょうか。それは自殺です。日本人全体の死因でも、自殺は6位に挙げられ2004年度のデータによると、日本人の年間自殺者は3万人を超えるそうです。
 そんな深刻な自殺問題について、お酒と関係したニュースが先日掲載されていたので紹介しておきます。

中年男性で自殺率が高いのは、1日3合以上お酒を飲む人と、全く飲まない人。低いのは毎日でなく、時々飲む程度の人−−。名古屋市立大大学院の明智龍男助教授(精神・認知・行動医学分野)らが、こうした結果をまとめ、「英国精神医学雑誌」の1日号に発表した。

 明智助教授らは厚生労働省研究班として、90年から93年にかけ、全国の40歳から69歳の男性約4万4000人に、飲酒習慣や1日に飲む量などをアンケートした。7年間から10年間、追跡調査したところ、このうち168人が自殺していた。

 飲酒量と自殺との関係を分析した結果、自殺率が最も高かったのは、「週に1回以上飲み、飲む量は日本酒換算で、1日あたり3合以上」というグループと、「全く飲まない」グループ。どちらも年間約1600人に1人が自殺していた。最も低かったのは、月に1回から3回の「時々飲む」グループで、自殺者は年間約3600人に1人だった。高いグループの自殺率は「時々」グループの2・3倍に達した。

 週1回以上だが量は1日に3合以下のグループは、同1・6倍から1・8倍で、飲む量に応じて少しずつ率が上がっていた。

 明智助教授は「飲む量が多いと自殺が増えるとの結果は海外でも出ており、アルコール依存症の影響などが原因として推測されている。飲まない人でも高いのは意外だったが、自殺の危険を高めるような重い病気を持っている人が多かった可能性もある。飲まない人ではうつ病の率がやや高いとの研究もあり、これも関係するのかもしれない」と話している。(2006年3月2日 毎日新聞掲載記事より引用)


少しお酒を飲む人が、一番死亡率が低いのと同じように、自殺率も低いということですね。
 また、ここで言うお酒を「全く飲まない」人は、「飲まない」のではなく「飲みたいのに飲めない」人が多いのかもしれません。
 お酒には、ストレス解消の要素などもあるので、適量飲むことは、気分的にもよいのだと思います。

もちろん、お酒が自殺の直接の原因になるわけではありませんが、因果関係があるのは事実です。だからと言って、やめればよいという簡単な話ではなく、お酒をよく飲んでいた人が、病気などが原因で飲めなくなると、これまたストレスとなり、逆に自殺リスクが高まる可能性もあります。
 いつも言っていることですが、お酒はタバコと違い、健康によい要素もあるわけですから、上手に利用して、心身ともに健康な生活を送りたいものですね。

 
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