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運動不足な人 No.16

運動不足が拍車をかける! 骨盤のゆがみ

骨盤とは骨格の土台で、人間が直立歩行をするのになくてはならない骨です。
スライドしたり開閉するこの骨盤を支えているのが筋肉。
しかし、バランスの悪い使い方をしたり、筋肉が衰えることで骨盤がゆがみます。

骨盤がゆがむと、肩こりや腰痛、頭痛、めまい、むくみ、O脚、肥満、疲労。
さらに悪化すると血行不良や内臓疾患など、さまざまな問題が起こってきます。

ゆがみを直すにはゆがむ原因になっているクセを直すしかありません。
たかがゆがみ、されどゆがみ。ひどくなる前に意識して直すようにしましょう。

まずは今カラダがどのくらいゆがんでいるのかをチェック!
 “カラダの歪み度チェック

【詳細】   運動不足が拍車をかける! ■ 骨盤のゆがみ

ほとんどの人は「利き手」というものがあります。同時に利き足、利き目、利き耳など、日常の無意識の中で左右どちらかだけを多く使う生活をしています。そうするとカラダの左右のバランスが崩れてカラダに「ゆがみ」が生じてしまいます。カラダがゆがむことで肩こりや腰痛、頭痛、めまい、生理痛、部分太りなど、体全体に悪影響を与えてしまいます。ゆがみがひどくなると血行を阻害し、内臓にまで影響を及ぼすことも少なくありません。今回はそんなカラダのゆがみに関すること、特に「骨盤のゆがみ」に注目してみたいと思います。

 
■ 骨盤の構造

骨盤とは、腸や子宮などの臓器を衝撃から守るため、それらを包みこむように作られている骨のことです。それと同時に骨盤は、骨格の土台でもあり、人間が直立歩行をするためになくてはならない重要な骨でもあります。そして、骨盤はその周りの筋肉によって支えられています。骨盤は、一つの骨ではなく、仙骨と寛骨(腸骨、恥骨、尾骨)という骨から作られています。ズボンのウエストがかかる左右の腰骨が「腸骨」、膀胱の下にある「恥骨」、しっぽのようになっているのが「尾骨(尾てい骨)」で、その上の部分にある逆三角形の骨が「仙骨」といわれています。仙骨の上には、頚椎や腰椎などが前後にわん曲しながらつみあがっています。女性は出産することもあり、男性に比べると骨盤が横に広くなっています。

 
■ 骨盤がゆがむってどういうこと?

骨盤のゆがみと聞くと、骨が曲がってしまっているようなイメージがありますよね。でも、先ほど述べたように、骨盤そのものが、いくつかの骨によって作られているものですから、骨が曲がっているというわけではありません。そもそも、骨盤とは、左右の腸骨が仙骨の上をスライドするような形で動き、開閉運動をしている骨のグループを指しています。骨盤の開閉運動は、体の動きやリズムに大きな関わりがあり、ゆがみや体調にも大きく影響を及ぼします。

骨盤の理想的な状態は、柔軟性があって、両側の腸骨が同じように閉まりやすい状態であることです。逆に言うと、長時間のデスクワークや、姿勢の悪さ、体のクセなどによって、骨盤の開閉運動に左右で差が出て、閉じすぎや開きすぎといったアンバランスが起きます。これが骨盤のゆがみで、骨盤がゆがむことで体全体のゆがみや様々な部位の異常につながります。

 
■ 骨盤がゆがむ原因

では、骨盤がゆがむ原因には一体どのようなものがあるのでしょうか。

○生活習慣

いつも同じ方に足を組んでしまう。荷物を持つ手がいつも同じ、猫背、いつも同じ足に重心をかけて立つなど、日常の生活習慣というかクセによって骨盤はゆがんでいきます。これらは意識していればどうにかなりそうですが、うつ伏せや横向きで寝る人も要注意です。寝るときの姿勢も、骨盤のゆがみに大きな影響を与えています。


○老化

年を重ねるにつれ、どうしても筋肉は衰えてしまいますよね。それに運動不足が重なればなおさらです。骨盤の周りを支えている周囲の筋力が衰えると骨盤にもずれが生じてしまいます。

大きく分けると上記の2点ですが、それ以外にも、転倒で骨盤を強打したために骨盤がずれたり、出産によって骨盤が開いたまま閉じなくなったりすることもあります。

 
■ 骨盤のゆがみが与える影響

では、骨盤がゆがむと、具体的に全身にどのような影響が出るのでしょうか。

まずは、骨盤がゆがむと、背骨にもゆがみが生じてきます。骨盤が背骨を支えているのですから、土台がずれればその上にある骨がずれるのは当然です。そうすると、全身の筋肉のバランスが悪くなり、血液やリンパの流れが悪くなって、肩こりや腰痛などを引き起こします。また、冷えやむくみ、代謝が悪くなることによる下半身太りやO脚、肥満の原因になることもあります。その上、疲労がたまりやすくもなるので、カラダを動かすのも億劫になって運動不足となり、ますます筋肉が衰える…という悪循環にはまってしまうことになります。それ以外にも、女性は特に気になる「お尻が垂れている」「足首が太い」「お腹周りに変に脂肪が付く」など、スタイルが崩れる原因になっていることもよくあります。

これらの症状を見ていると、女性に多い症状が多い気がしますよね。それは、機能上の問題です。出産と骨盤は切っても切り離せない関係なので、出産するための都合上、女性の骨盤はもともと柔軟にできています。その上、筋力が男性に比べて弱いことから、骨盤を支える周囲の筋肉も衰えやすいため、ゆがみやすくなっているのです。

 
■ 骨盤のゆがみを治すには?

ゆがみを治すためのストレッチなどもありますが、まずは日々の生活を改善することからはじめましょう。例えば…
・足を組まない。組むときは、両方の足を同じくらいの時間ずつ組み替える。
・バッグをかける肩を普段と逆にする。
・携帯電話を使うときは普段と逆の手を使う。
・いすに深く腰掛けて背筋を伸ばす。
など。

また、骨盤矯正の健康器具なども市販されているので、試してみるのもいいかもしれませんね。カラダのゆがみを治すためのストレッチ法は、図入りでカラダカラ「カラダの歪み 対策と解説」に載っているので、ぜひ、参考にしてみてください。まずは、「カラダの歪み度チェック」から始めてみましょう。

 
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